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ゲゲゲの女房


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■2010年日
■監督 鈴木卓爾
■キャスト 吹石一恵 宮藤官九郎 南果歩 坂井真紀 他
■DVD鑑賞

原作未読です。ついでにNHKの朝の連ドラでもやっていたらしいですが、これも全く観ていないという予備知識のないまま、ちょっと冒険気味の選択をしたはろです。

そういえば最近、邦画を観る本数が増えていますね。(これまで異常に観なかったというか)

で、この「ゲゲゲの女房」という作品自体、漫画の巨匠水木しげる氏の奥さんの人生譚でしたので、予想はしていたのですが、地味でした。ぃやストーリーもですが、役者さんも地味なら演技も地味という、興味のない方なら途中で飽きちゃうというくらい地味で、ここまで地味だと逆にオリジナリティーですらあるんじゃないかと思いましたね。

昭和30年代頃からのサブカルチャーなど、私が知らない部分での昭和史が描かれていたりはしたので、その意味では興味深かったです。テンポも緩やかだったので、私的にはほのぼのと観させて頂きました。ただ、昭和30年前後の時代背景に見合わないものが映像内に映りこんでいたりとか(現代の車とか高層マンションとか)、割と基本的なところで、制作サイドがデティールにこだわるつもりが全くない辺りは何とかして欲しかったですけどね。

水木しげるは、貸本作家であった頃結婚したわけですが、何しろ貧乏で、その貧乏や苦労を奥さんと分かち合ったことで、確かに普通の家庭ではないテーマが生まれたとは思うのですが、なんかこう、漫画で成功しなかったら(そんな人はごまんといそうだし)こんなほのぼの貧乏生活の作品もなかったよね、という危うさが紙一重にある感じで、逆に「ゲゲゲの鬼太郎」が成功して良かったなぁと思ったりもしました。

「質入れ」の話なんかは噂で聞いたことがあるのですが、実際それで生計を立てること自体が私の想像を軽く超えているので、そんな中で生活出来る強さというのは、やはり凄いものかなと思ったりもします。税務署の職員に対して、普段は温和(というか何考えているかわからないキャラの)旦那さんが質札を叩き付け、その様子を奥さんが子供をあやしながら黙って見ているとか、現代の日常風景にはないようなシーンもありましたしね。

そういった貧乏な背景が創作に繋がっていき、またそうした貧困をもたらす社会に対するメッセージが水木作品にはあったようなのですが、私が知る限り(アニメ化や映画化された「ゲゲゲの鬼太郎」)その毒気はなかったので、その意味でのギャップも感じたりしました。

間々に「ゲゲゲの鬼太郎」や「目玉のおやじ」、水木しげるが戦場で実体験した片腕の切断などの漫画がアニメーションとなって動き出すシーンは、アクセントとしては有効でしたね。というか、他が地味すぎたせいもあってか、印象深いといえばアニメーションだけでした。

ストーリー上、特に盛り上がることもなく、明確なテーマがあるわけでもなく、地味で退屈ですが、ゆったりした気分で観れる作品ではあったと思います。

ぽちっと☆(´∀`σ)σ
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