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ヤギと男と男と壁と/The Men Who Stare at Goats

や1

■2009年米
■監督:グラント・ヘスロフ
■キャスト:ジョージ・クルーニー/ユアン・マクレガー/ジェフ・ブリッジス/ケヴィン・スペイシー /スティーヴン・ラング/ ロバート・パトリック/スティーヴン・ルート/グレン・モーシャワー/ ニック・オファーマン/レベッカ・メイダー 他
■DVD鑑賞

ベトナム戦争後にアメリカ軍の中に作られた超能力部隊と、それを取材するジャーナリストの物語。

邦題は千原ジュニアがつけたらしいけど、まぁいいんじゃない?

全体としてはメタファーを多用したコメディーとなっていて、それ程下品でもなく、そこそこ笑える作品だと思います。
主人公のジャーナリストをユアン・マクレガーが演じていることから、作品内で繰り返される「我々はジェダイなのだ」とか「ジェダイの精神」とか、そんな超能力部隊(新地球軍)の元隊員の言葉が、そのままメタファー的パロディー効果をもたらしているのが大きいですね。(ユアンはスターウォーズEPⅠ~Ⅲで、オビ・ワン・ケノービを演じています)

その意味で、あからさまなパロディー先行型のコメディとは違うジワジワ感が楽しめます。テンポとしてはそんなに早くもなく、一定していて「シリアスな問題→ギャグ的解決」の再生産でストーリーが構築されているので、わりと日本人好みでもあると思います。

内容はまぁ実にくだらないんですが(w)、ヤギさんの効果的演出とか、冒頭とラストシーンでの「壁すり抜け」の為の突撃とか、メインテーマではあるけどかなり細かいところまで作りこまれている感じはしましたね。

や2

超能力部隊に類似した話としては、ナチスが超常能力について研究していたとか、ソ連がエスパー才能を奨励し、諜報活動や戦闘などで実用化に成功したとか、その手のオカルト的な風説が「常に」流布されている状態なんだと思います。なんだかんだ言って、人類はこの手の話が大好きなんだなと。マイナーなんだけど、みんながわりと知っているとか、みんなが興味を持ち易いテーマではあると思いました。

この作品の中での米軍超能力部隊(新地球軍)は、かなり宗教じみている上、色んな宗教の表層的象徴をごちゃまぜにした挙句に「ジェダイ」ですから(笑)、もはや超科学的というよりアニミズム的と言った方がいいかも知れません。

しかもクスリ使ってイラクに派遣されている米軍部隊をハイテンションにして、その隙に捕虜と実験用ヤギを解放するとか、どんだけ「ラブ&ピース」なんだとw

ヤギが核実験の被害者だとか、ベトナムでの虐殺光景を見た後、ベトコン一人に小隊の機銃掃射が一発も当たらないのは隊員がみんな当てたくないと思っていたからとか、まぁ根本的なテーマは「反戦」なのだとは思うのですが、普通はそこに辿りつかないんじゃないかと。超能力部隊が馬鹿馬鹿しいのが目立ってましたからね。

「ジェダイ」の精神で、情けないジャーナリストが開眼したという成長物語でもあるわけですが、シリアスな問題が大きくなりすぎて、あれじゃ「みんなお花畑にな~れ」って言ってるような気もしちゃいました。

でも難しく考えなければ楽しめる作品です。

ぽちっとよろしくお願い致します☆
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