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リアル・スティール


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■監督 ショーン・レヴィ
■キャスト ヒュー・ジャックマン ダコタ・ゴヨ 他
DVD鑑賞

映画公開当時から観たいと思っていた作品。

「アーマード・コア」っていうタイトルのゲームがあって、そのゲームでは、ロボットの各パーツを揃えて、名前をつけて、アリーナ(競技場)で戦闘するんだけど、それを映画化しちゃったようなコンセプトの作品でした。でもミサイルとかビームとかはなくて、『リアル・スティール』ではリング上での格闘だけでしたけどね。

それでもメインで描かれている父と息子の関係がなかなか良かったです。

ていうか、息子役のダコタ・ゴヨって、結構性格悪そうな顔していて、その上「子役」としてよくあるタイプで、そんなに好きじゃなかったのですが、この作品ではめちゃくちゃ可愛かった。(ハリウッドに騙されてんのか?私w)

親父がロクデナシでも、子供はヤリ手に育つもんなのか、とか思ったり(笑)
そんなロクデナシな親父でも、リアル・スティールに賭ける情熱ってのは人一倍で、元々対人格闘が全盛期だった時代にボクサーだったこともあって、その方面での知識や技術を、同じくリアル・スティールの大ファンだった息子と、そのロボットに役立てる辺りが素敵でしたね。

まぁ素敵といっても素敵胸毛ウルヴァリンなヒュー・ジャックマンなんで、時々暑苦しかったりしましたけどw

全体的には「ファイトクラブ」や「ロボットゲーム」に親子のヒューマンドラマを取り入れた感じで、それぞれ見ると使い古された設定かなぁとも思うのですが、それでもこの作品のオリジナリティがあって、それが「同調(シンクロ)」の積極的利用だったと思います。

そうです!同調と言えば『エヴァンゲリオン』

ぃやぃや違いました。『リアルスティール』に登場する男の子が、ゴミ処理場の泥の中から拾った第二世代型ロボットのアトム(手塚治虫の影響?)は、操縦タイプ(コントローラーでロボットを動かす)や音声タイプ(声で命令してロボットを動かす)やコクピットタイプ(管理システムのコクピットからロボットを動かす)が主流の第三・四世代型がひしめくリアルスティールで、唯一、相手の動きをそのままマネる機能を持った、スパーリング用ロボット(打たれるためだけのロボット)だったんですね。 その機能が作品にとっての見所を作ったと考えています。

ほら、あれです。気に入った異性の気を引くためには、相手の仕草や動きをマネると、親近感を持って貰えるっていう「ほんまでっかTV」な話w

一見冗談みたいな話ですが、行動心理学的な裏付けがありまして、それの元になってるのが「同調」です。

相手の行動とシンクロした行動を取ると、親密度が上がる。これは逆に、そもそも親密な近親者の癖や行動が似ていることから起こる現象でして、「似た行動をすることで生じる安心感」に由来します。

『リアルスティール』はその同調を最大限利用した作品なんです。

男の子とのダンスや、父親のボクシングの復活、まるで男の子との意志疎通が計れているような錯覚。この同調のおかげで、どう見ても格好悪くて無骨で垢抜けないアトムが命を吹き込まれ、作品がより面白くなったと思います。

日本のアニメならまだしも、ハリウッドにそんな繊細な創作手法があったなんてw

というより日本の影響が散見できた作品でもありましたね。アメリカではまだまだ、ロボット工学と言えば日本ってイメージがあるのかも知れませんが、ラスボスの最強ロボット「ゼウス」の開発者はどうも日本人設定らしかったですし、父親が親権譲渡で得た金で購入した(サイテー)ロボットの外装には意味わからん漢字が書かれていましたから(悪とか極はわかるんですが男子とか超男とかイミフw)。

ただね、ゼウス開発者の日本人が、そのオーナーとつるんだ成功者みたいに描かれているのがいただけないかな。まともに現実を直視すれば、日本人ってアメリカと違って、ロボット部門でも絶対的強者じゃなく、泥臭い努力家じゃないかと。


つまり、『リアルスティール』の主人公父子とアトムこそ、日本的な位置だと思ったんですよね。

でもまぁ、予想以上に面白かったので良しとしまふ。


ぽちっとよろしくお願い致します^^
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